居酒屋や定食屋などで定番メニューにある「揚げだし豆腐」。
おうちでもよく作るメニューだと思いますが、作りすぎて翌日まで残ってしまうこともありますよね。
そこで、今回は・・・
・揚げだし豆腐を翌日も美味しく食べる方法は?
・揚げだし豆腐は何日日持ちするのか。時間が経って腐るとどうなるのか。
・すぐに食べない場合、冷凍保存はできるのか。
など、揚げだし豆腐にまつわるいくつかの疑問にお答えし、ご紹介いたします。
揚げだし豆腐を翌日も美味しく食べる方法

揚げだし豆腐は、揚げたての豆腐に和風餡をかけて”外はかりっと、中はふわっと”の食感を楽しむ料理ですので、やはり作りたてが一番美味しいのですが、
翌日も作りたてと同じくらい美味しく食べることができます。
勿論、作った揚げだし豆腐をそのまま冷蔵保存しても、翌日に食べる分には決して悪くはありません。
ですが、その場合だと、揚げ豆腐のあのかりっと感はなくなってしまい、餡に揚げた油が染み出し、餡の味も少し落ちてしまいます。
より美味しく食べる方法としましては、
作る当日に、予め翌日に食べる分の揚げ豆腐と餡を別々に分けて、別々で保存することです。
具体的に、作る当日から翌日までの保存及び手順をまとめますと、
①作る当日、翌日食べる分の揚げ豆腐と餡を別々に分けておいて、それぞれ冷蔵保存する。
②翌日、揚げ豆腐はレンジやオーブントースターで、餡は鍋などで、それぞれ温め直す。
③それぞれ温め直した揚げ豆腐に餡をかける。
そうすることで、あの”外はかりっと、中はふわっと”した食感を再び楽しめ、味の劣化もあまり感じることはありません。
作る当日に、「この量だと翌日まで残ってしまいそうだなぁ」と思った時には、ぜひこの方法をやってみてください。
揚げだし豆腐の日持ち
日持ちは冷蔵保存で2~3日間ほど
主原料である豆腐の日持ちが冷蔵保存で約3~5日と言われています。
そして、その豆腐を加工した「揚げだし豆腐」は、餡かけでより水分が含むものになっています。
水分を多く含む料理は一般的に日持ちが短いと言われていますので、
揚げだし豆腐の日持ちは「冷蔵保存で2~3日間ほど」と認識しておきましょう。
ただし、作る季節や調理環境によっても変わりますので、あくまで目安で考えてください。
また、豆腐の中からどんどん水分が抜けていくため、豆腐自体が固くなったりパサついてしまったりして食感は悪くなります。
ですので、「美味しく食べる」という面においても、やはり作った後はできるだけ早め食べることを強くお勧めいたします。
時間が経って腐り始めるとどうなる?
また、上記でもお伝えしました通り、冷蔵保存で2~3日間はあくまでも目安です。
実際、揚げだし豆腐が腐り始めているかどうかを判断する基準としましては、
・ツーンとした匂いがする
・見た目で粘り気がでてきている
・酸っぱい味がする
上記で1つでも当てはまりましたら、腐り始めている証拠です。
その場合は、食べずにすぐに廃棄してください。
揚げだし豆腐は冷凍保存可能か
一部の食材や料理は、翌日中まで食べきれなかったり、日持ちを長くしたいときのために冷凍保存することがあります。
揚げだし豆腐の場合、冷凍保存をすると明らかに食感が変わってしまいます。
具体的に説明しますと、揚げ出し豆腐を冷凍することで豆腐の中の水分が固まります。
そして、再び解凍されることで、豆腐から一気にその水分がでてしまいます。
すると、豆腐の中の水分がなくなり、まるで高野豆腐のようなスポンジっぽい食感になってしまいます。
ですので、揚げだし豆腐のあのふわふわな食感を楽しみたい方は、冷凍保存をお勧めいたしません。
つまり、揚げだし豆腐を作る際は、”冷凍保存は向かない”という認識をもって、なるべく翌日中まで食べきれる量で作りましょう。